このブログを読んでくれている方の中には、食の自給自足に興味ある方も多いと思います。
昨今の、食糧価格の高騰や物価高などの影響もあって、世の中全体の割合としても、食の自給自足に興味、関心のある人が増えてきているように思います。
僕も2025年7月までに、100%食の自給自足ができるところを目指しています。
この記事では、どうしたら自給自足ができるか?
また、自給自足とは何か?
それに補足して、食の備蓄についての考え方などについてお話しさせて頂きたいと思います。
ワクワクの人生を生きるために、食の自給自足について考えよう!
僕は基本的に不安を煽ることはしたくありません。
皆んなで明るい未来を描いて、一緒にそんな世界を創造していきたいと思っています。
ただ、そのためには現状を知ることも大切です。
現状を知ると、どうしても不安を感じる部分も出てきてしまいます。
中には、そこに触れることで不安を煽られている。
と感じてしまう人もいるかもしれません。
でも、一旦不安の部分に目は向けますが、必ず最後は、安心の方にフォーカスできるようにお伝えしますので、その点、あらかじめご了承下さい。
なぜ今、食の自給自足?
冒頭でも述べた通り、メディアなどでも毎日のように物価高や食糧危機のことが煽られています。
それに備えるためにも、自給自足の視点を持つことは大切です。
でも、そもそも、今僕たちが口にしている多くのものは、安全な食べ物だと言えるでしょうか?
本来僕たちが食べるような、自然なものだと言えるでしょうか?
この辺は賛否両論あると思いますが、僕は今多くの人たちが普段口にしている食べ物は、自然から離れすぎていると思っています。
農薬や添加物、遺伝子組み換えなど・・・
このようなものは、短期的に大きな影響がなかったとしても、長期的に見たら、どのような影響が出るかわかりません。
この辺はまだまだ未知数なところはありますが、僕は、今のペースのまま人類が進んでいくのは、人体への影響もそうですが、地球全体で見ても、良くないと思っています。
僕たちは地球の縮図です。
環境問題は僕たちの健康問題に繋がります。
僕たちが健康でなければ、地球環境も良くなりません。
こうした観点からも今、自給自足の視点を持つことはとても大切だと思っています。
自給自足とは?
自給自足については、こちらの記事で書かせて頂きました。
僕が考える自給自足は食だけではありません。
食を含むサバイバル力、自立マインド、経済力。この3つが揃って自給自足です。
この記事では、食の部分のみにフォーカスを当てて説明していきますが、食の自給自足は大きく分けると、二つの方法が考えられます。
一つ目は野菜や果物などを自分たちで育てて頂く。
といった考えです。
そしてもう一つは、自然の中から採取して頂く。
といった考え方です。
この二つを合わせたのが食の自給自足です。
食の自給自足は難しくない?
食の自給自足は難しく感じられるかもしれません。
でも・・・
僕もまだ、自給自足まで程遠い状態なので偉そうなことは言えませんが、僕は自給自足力の3つの力の中で、食の自給自足含む、サバイバル力が一番簡単だと思っています。
その理由と、こうすれば食の自給自足はできますよ〜!
といった部分について、これから順番に解説させて頂きます。
食の自給自足は引き算で考える
食の自給自足が難しく感じる理由として、まだ、やったことがない。
というのもあると思いますが、一番の理由はここにあるのではないでしょうか?
今の食生活を維持しなければいけない
今の食生活は勿論人それぞれ違います。
でも、こんな食事
を、自給自足の材料だけで賄おうと思ったら・・・
それは誰だって、大変です。
僕も、絶対にできません・・・^^;
でも・・・
必要最低限
で考えてみたらどうでしょう?
これさえあれば、健康的に生きていける。
といった範囲があると思います。
その範囲に絞れば、一氣に自給自足のハードルは低くなるのではないでしょうか?
食の自給自足な最低限、これだけでいける?
では、健康的に生きられる最低限のラインはどの辺りになるでしょうか?
これも、人によって違います。
中には、全く食べなくても生きていける人はいます。
そういう人にとっては、呼吸しているだけで自給自足です。
でも、僕たちはやはり、何かを食べなければ生きていけません。
以下はあくまでも僕が考える最低限のラインになりますが、これだけ自給自足できれば、僕は豊かに健康的な暮らしができると思っています。
①お米:お米は僕たちにとって大切な栄養源です。特に玄米にはビタミンやミネラル、食物繊維など、微量栄養素がバランスよく含まれています。発芽させた玄米を3日以上寝かせて、酵素玄米にすれば、これだけでほぼ全ての栄養素が補いきれてしまうほどです。
お米の自給自足ができれば、全体の自給自足の半分はクリアーできる。と言っても過言ではないかもしれません。
②塩:塩は僕たちにとって必要不可欠な存在です。天然の塩には僕たちの体内では合成できない、微量ミネラルが多く含まれています。
手間はかかりますが、塩の自給自足はクリアーできました!
③豆:豆はそのまま頂くのもですが、様々なものに加工することができます。お米と塩があればお味噌ができます。塩の副産物であるにがりがあれば豆腐ができます。豆腐をさらに加工することもできます。
ムクナ豆以外の豆にも、どんどんチャレンジしていきたいです!
④野草や海藻など自然からの恵み:周りを見渡せば、自生しているもので食べられるものはいっぱいです。お庭を散策しただけでも、10種類以上簡単に見つけることができました。
食べられる野草の知識は今のうちから付けておくと良いかもしれません!
海は栄養の宝庫です!
ここまで自給自足ができれば、
これくらいの食事にはなります。
これで、足りるか、足りないかは人それぞれですが、僕はこれだけあれば十分に豊かで栄養的にも満たされた食事ができると思っています。
どうでしょう?こうして考えると、自給自足のハードルは大分低く感じられるようになりませんか?
僕も自然は好きですが、畑仕事は得意じゃありません。
1日30分以上は続きません。(笑)
でも、ここまでのラインなら、育てるのはお米と豆類だけです。
少しずつ豊かにしていく
とはいえ、これだけでは足りない人も多いと思います。
たとえ足りても、毎日これだと、寂しく感じてしまうかもしれません。
僕も、食べることが大好きなので、ハレの日くらいはもう少し豪華な食事がしたいです。(笑)
食べることは人間の三大欲求のうちの一つですからね!
だから僕も、最低限の部分で、やめるつもりはありません。
プラスαの部分も考えています。
では、プラスαの部分はどうするか?
これも人によって違いますが、僕はできるだけ手間暇をかけたくありません。
毎日水やりが必要な野菜とかは育てられません。(笑)
なので・・・
育てるのが簡単な野菜から育てる
同じ野菜でも、簡単に育つ野菜とそうでない野菜があります。
地域などによっても育つ野菜は変わってきますが、基本的に好きな野菜で育てるのが簡単な野菜から育てていきます。
僕がこれまで育ててきた中で、簡単に感じた野菜をいくつか紹介させて頂きます。
茄子
きゅうり
四角豆
島唐辛子
トマト
にら
にんにく
サニーレタス
パクチー
ペパーミント
レモングラス
特に、最初にあげたオクラはダントツにお勧めです!
ハーブ系も簡単に育つものが多いのでおすすめです!
上であげたものは、ほぼ放置で育ってくれています。
僕みたいに、育てるのが苦手な人は、まず、簡単に育つもので、好きな野菜から育ててみるのがおすすめです☆
果物もおすすめ!
果物は収穫までに時間がかかるのと、育てる面積が必要。
といったデメリットはありますが、果物の中には、ほったらかしで育ってくれるものも多いので、スペースがある方は、最初に果物から育てるのもおすすめです!
バナナなんかは、1本の苗から、次々育ってくれます!
かなり面積が必要ですが・・・(汗)
ベリー系が簡単という情報を聞いたので、苗から育ててみたら・・・
こんな感じになりました〜!
なぜか、この状態から全然熟してくれませんが・・・
多分、行けそうな感じです!
と書いたら・・・
熟してくれました〜!
早速、頂きました〜☆
めちゃんこ、酸っぱい〜!(笑)
少し早かったのかもしれませんが、でも・・・
美味しかった〜☆
半分鳥さんに食べられちゃいましたが・・・
いちじくも収穫できました〜☆
こちらは、めちゃ、甘い〜☆
甘いものは鳥さんも大好きなんですね〜(笑)
このほかには、グァバ、ピタンガ、パパイヤなども植えています。
パパイヤは毎回、途中でダメになっちゃうのですが・・・
グァバとピタンガは元氣に育ってくれていま〜す☆
実の収穫はまだですが・・・
パッションフルーツも〜☆
毎年花は咲いてくれるのですが、実にならず・・・
でも、3年目にして初めて!
1つだけ実をつけてくれました〜☆
何度も人工授粉してダメだったのが、1つ自然に成ったのは・・・?
でも、まずは1つでも実をつけてくれて良かったです〜☆
果物は大好きなのと、こんな感じで発酵ドリンクにもできるので、
これから、もう少し種類を増やしていきたいと思いま〜す☆
食の自給自足のスタートは備蓄から?
難しいイメージのある自給自足ですが、まずは、最低限のラインを決めて、できる部分から行なっていくことで、段々とそこに近づけることができます。
とは言え、いきなりそこ(自給自足)から目指すのは難しく感じる方もいるかもしれません。
また、1からスタートしようとすると、時間も労力もかかります。
そんな時は・・・
まず最初は、最低限の備蓄からスタートしてみることもお勧めです。
備蓄と自給自足は違いますが、備蓄しておけば、いざという時にも助かります。
我が家でも、玄米と大豆は数ヶ月分を常に備蓄しています。
どんな時代でも、いつ何が起きるかは分かりませんからね!
ちなみに、江戸時代のお米の年貢は、税金というイメージが強いかもしれませんが、本当は備蓄が目的だったらしいです。
年貢の取り立て。
というと厳しいイメージを持つ方も多いと思いますが、本当は、市民のことを一番に思っての、対策だったんですね!
備えあれば憂いなし。
自給自足力を身につけるとともに、いざという時のためにも、最低限の備蓄を心がけておくことも大切かもしれませんね☆
まとめ
今回は、食の自給自足について、お伝えさせて頂きました。
自給自足というと、難しいイメージを持つ方も多いですが、まずは豊かに生きるための最低限を把握することが大切です。
それに必要なものを育てたり、採取する力を身につけながら、段々と、育てる野菜や果物などを増やしていくのがお勧めです。
地域や場所などによっても変わってきますが、殆ど手間暇かけずに育てれれる野菜や果物も色々とあります。
まずは、そういったものの中から、自分の好きなものを育ててみるも良いかもしれません。
そして、備蓄についても触れさせて頂きました。
危機意識を持って、自給自足することも大切かもしれません。
でも、それよりも、自給自足は体だけでなく心も豊かにしてくれます。
そして、何よりも、楽しいです。
ワクワク楽しみながら、少しずつでも取り組んでみて頂けたら嬉しいです☆