ムクナ豆(八升豆)と手作り海塩で手作り味噌作り!

自給自足

このブログでは、自給自足をテーマにお伝えしています。

僕自身、まだまだ、全然入り口に立ったばかりの段階ですが、2025年7月までに100%の自給自足を目指しています。

自給自足は食だけでは、ありません。

僕が考える自給自足は、

サバイバル力
自立マインド
経済力

この3つが揃った状態を言います。

これについては、

こちらの記事に詳しく書いているので、宜しければこちらの記事もご参照下さい。

ここでは、食の自給自足部分に絞ってお話をさせて頂きます。

自給自足と保存食

自給自足する上で欠かせない存在と言えば・・・

保存食です。

普段の生活の中で、毎日野菜を育てたり、野山に野草を摘みに行ったり、海に魚介類を獲りに行くわけにはいきません。

これだけで、自給自足率100%を目指すのは大変です。

でも、保存食をうまく取り入れることで、その助けになってくれます。

4月に採ったアーサーも、乾燥させることで、1年中頂くことができます☆

アーサー(海藻)以外にも、キノコや野菜を天日干しするのもお勧めです☆

天日干し①
天日干し②

これも立派な保存食です!

そして・・・

今回、この記事では、その保存食にもなってくれて、更に調味料としても大活躍してくれるお味噌作りについてご紹介させて頂きます☆

お味噌は保存食&調味料

日本には伝統的な調味料が沢山ありますが、その中でもお味噌は、僕たち日本人にとって、欠かすことのできない調味料です。

それと同時に、貴重な保存食でもあります。

お味噌は保管方法さえ間違えなければ、常温で何年も保存することができます。

また、手作りのお味噌は菌が生きているので、長期間保存することで熟成が進み、旨みや栄養価のUPにも繋がります。

特に3年以上寝かせたお味噌は最高です!

お味噌の歴史

日本のお味噌の歴史は非常に古く、約1300年以上の歴史があります。

お味噌は大豆や麦、塩などの原料を発酵させて作られる調味料で、日本の伝統的な食文化の一部として重要な役割を果たしています。

お味噌の起源は定かではありませんが、おそらく中国から伝わったと考えられています。

古代の日本では、主に仏教の僧侶が発酵食品としてのお味噌を作り、食べる習慣が広まりました。

平安時代になると、お味噌は一般の人々にも広まり、料理に欠かせない存在となりました。

その後、各地域ごとに独自のお味噌の作り方や味付けが発展し、多様なバリエーションが生まれました。

江戸時代には、お味噌は商業的にも重要な商品となりました。

特に江戸(現在の東京)周辺では、多くのお味噌蔵が存在し、お味噌の生産と販売が盛んに行われました。

現代のお味噌は、発酵技術の進歩や製造方法の改良により、品質が向上しました。

地域ごとに異なる風味や特徴を持つお味噌が作られ、多くの家庭で利用されています。

また、日本国外でも日本料理の普及とともに、お味噌が注目されるようになりました。

日本のお味噌は、その長い歴史と伝統を受け継ぎながらも、現代の食文化に合わせて進化しています。

健康にも良いとされるお味噌は、日本人の食卓に欠かせない存在であり、世界中でも愛されています。

外国人が日本の空港に着くと、最初に感じるのがお味噌の匂いだとも言います。

ムクナ豆(八升豆)味噌の作り方

僕自身、お味噌は10年以上前から手作りです。

マクロビオティックの教室に通っていた時に、作ったのが最初でそれから、10年以上、毎年手作りしています。

2017年〜の数年間は、こんな感じでお味噌作り教室を開催していました。

味噌作り

数年間で、述べ1000人以上の方にご参加いただき、ロハススタイルにも出演させて頂きました〜☆

撮影
撮影②

お味噌作りへのこだわり

先ほど、お味噌の歴史のところでもお伝えさせて頂きましたが、同じお味噌でも日本には様々な種類のお味噌があります。

今ではインターネット上にも様々な、手作り味噌のレシピや作り方が載っています。

作り方も一つではありません。

僕も、基本ベースは守りながらも、オリジナルのお味噌を作っています。

特に僕がこだわっているのは麹です。

発酵食品ブームなこともあって、今はインターネット上にも沢山の麹が売られています。

僕も、色々なタイプの麹を試してきました。

どれも良い麹ばかりです。

でも・・・

市販の麹も良いですが、どうせなら麹も自分で手作りしてみたい!

ということで、僕の教室では、ずっと、手作りの麹を使って行っていました。

ミネラルをたっぷり含んだ、玄米麹です。

5日間、手間ひまかけて作ります。

玄米ということもあると思いますが、市販の麹を使うのとは違ったお味噌に仕上がります。

麹を手作りする方法

本当は写真を使って、丁寧に解説したかったのですが、写真の持ち合わせが無いので、文字ベースにはなりますが、ここで僕の麹の作り方を紹介させて頂きます。

①玄米を24時間浸水して発芽玄米にする

②浸水した玄米(発芽玄米)を水切りする(1時間くらい)

③1時間ほど蒸し器で蒸す

④蒸した玄米を50℃くらいまで冷ます。

⑤冷めたら種麹を均等に塗す(1kgに対して1g〜5gくらい。最初は多めから試してください)

⑥均等に塗したら、袋に入れて保温ジャーの上に乗せる(袋はこれがおすすめ!)

⑦半日に1回程度シャカシャカ振る(3日〜4日くらい)

⑧全体が白くなってきたら、保温ジャーから下す

⑨時々シャカシャカ振る(この時はまだ、水分が残っていて、熱も発散しています)

⑩乾燥してきて、熱の発散も無くなったら、袋に入れて冷蔵庫に保存する

文字ベースだと伝わり辛いと思いますが・・・

慣れてくると、比較的簡単に作れます。

いずれ、必ず写真付き(もしくは動画)で紹介しますので、今しばらく・・・(汗)

自家製ムクナ豆&手作り海塩、手作り玄米麹から作るムクナ豆味噌の作り方

ここからは、手作り味噌の作り方について解説させて頂きます。

僕たち日本人に欠かせないお味噌。

できたら、原材料から全て自給自足した材料でできたら最高ですよね!

最終的にはそこを目指したいですが、今回は大分そこに近づけたので、その部分も含め、お味噌の作り方について解説させて頂きますね☆

お味噌作りの材料(出来上がり量:約1.25kg)

大豆(今回はムクナ豆):300g
玄米麹:400g(上記参照下さい)
塩:145g(塩の作り方はこちら
豆の煮汁:0〜120cc(季節や茹で加減などによって調整します)

ムクナ豆味噌

今回は、玄米麹を作る時のお米と種菌以外は、自給自足材料です!

お米も、こんな感じでできれば・・・

ほぼ100%自給自足のお味噌になります!

味噌作りの手順(工程)

ムクナ豆味噌作り

縄文サロンメンバーのダイキさん&アキロンと一緒に☆

①大豆(ムクナ豆)を一晩水に浸ける
浸けた水は捨てて下さい。

②大豆(ムクナ豆)を茹でる
圧力鍋があると便利です。
人差し指と親指で挟んで、ムニュッって潰れるくらいが良いです。

③玄米麹と塩を混ぜる

④大豆(豆)をビニール袋などに入れて潰す

⑤大豆(ムクナ豆)に③の材料を入れて混ぜ、拳大くらいの大きさに丸める(空気を抜くのがポイント)

⑥保存容器に詰める(大豆を潰した時のビニール袋をそのまま使ってもOK)

⑦重しを乗せて3ヶ月以上、常温保存する。その間、天地返しを何度か繰り返す(ビニールの場合は、外側から揉むだけでOK)

⑧好みの味に仕上がったら冷蔵庫に入れて保存する(そのまま常温保存して、熟成させてもOK)

こちらは、去年のムクナ豆で作ったお味噌です☆
こんな感じで、ジップロックを使っても簡単に作ることができます。

簡単ですが、以上がお味噌作りの手順になります。

ムクナ豆で作った時に写真が無かったので、写真は教室の時撮影した大豆で作った時のものを使っています(^^;;

まとめ

まだ、100%自給自足ではありませんが、自家製のムクナ豆と手作り海塩を使えたことで、かなりそこに近づくことができました!

2025年までにはお米も育てて、更に100%に近づけたいと思います!

ムクナ豆は、1日の推奨摂取量が5粒くらいですが、お味噌にすることで、毒性が中和されて、もう少しいけるんじゃないかな?とも思っています。

が・・・

この辺は、ご自身の判断でお願いします!

でも、間違いなく、手作り海塩と自家製ムクナ豆。

麹も玄米と、かなり薬効の高いお味噌なことは間違いありません!

うちでは、100%ムクナ豆のお味噌を使うのではなく、8割大豆の玄米味噌、2割ムクナ豆の玄米味噌。のように、合わせ味噌として使っています。

保存食としても!

調味料としても!

サプリ代わりとしても!

まずは、市販の材料からでもOKなので、ぜひ、手作りのお味噌にチャレンジしてみて下さいね〜☆

この記事が少しでも参考にして頂けたら嬉しいです^^

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