以前、こちらでムクナ豆(八升豆)の記事を書かせて頂きました。
自給自足のタンパク源として貴重なムクナ豆ですが、実は、ムクナ豆は天然のバイア○ラと言われるくらい、滋養強壮効果が高いとされています。
また、パーキンソン病の改善や、疲労回復、神経系にも効果効能があるとされています。
今回はそんなムクナ豆の栄養価にフォーカスを当ててご紹介させて頂きたいと思います!
ムクナ豆(八升豆)の効果効能5選!
ムクナ豆は、伝統的なアーユルヴェーダ医学や民間療法で使用される植物です。
以下に、ムクナ豆の一般的な効果と効能を5つに絞って紹介させて頂きます!
①精神的な安定
ムクナ豆は、ドーパミンの前駆体であるL-ドーパを豊富に含んでいます。
L-ドーパは、神経伝達物質ドーパミンの合成に必要な物質です。
ドーパミンは脳内での神経伝達に関与し、精神的な安定感や幸福感をもたらすとされています。
②睡眠改善
ムクナ豆には、セロトニンの合成をサポートする成分が含まれています。
セロトニンは、睡眠の質と規則正しい睡眠パターンを促進するために重要な役割を果たしています。
ムクナ豆の摂取により、セロトニンの産生が促進され、睡眠の改善が期待できます。
③神経保護
ムクナ豆には強力な抗酸化物質が含まれており、体内の酸化ストレスから神経細胞を保護する効果があります。
酸化ストレスは、細胞や組織の老化やダメージの原因となるため、ムクナ豆の抗酸化作用は神経保護に役立ちます。
④生殖機能の改善
ムクナ豆は、男性の生殖機能を改善するとされています。ムクナ豆に含まれる成分が、精子の質と量を増加させる効果があるとされています。このため、男性不妊症の改善に役立つ可能性があります。
⑤筋肉の強化
ムクナ豆には、筋肉の成長と修復を促進するアミノ酸であるリシンが豊富に含まれています。リシンは、タンパク質合成の過程で重要な役割を果たし、筋肉の強化や修復に寄与します。
ムクナ豆は危険⁉︎副作用や害はどうなの?
魅力いっぱいのムクナ豆ですが、一般的な使用には、一部の人に副作用や毒性が現れる可能性があります。
主に現れやすい副作用や毒性について、以下に4つほど紹介させて頂きます。
①消化器の不快感
ムクナ豆の摂取により、一部の人は消化器の不快感や胃腸のトラブル(胃もたれ、下痢、便秘など)を経験することがあります。
②過剰刺激や興奮
ムクナ豆に含まれるL-ドーパミンは神経伝達物質であり、一部の人には過剰な刺激や興奮を引き起こす可能性があります。
これにより、不眠症や不安感が増加することがあります。
③血圧変動
ムクナ豆の摂取により、一部の人は血圧の変動を経験することがあります。
血圧が高い人や既に降圧薬を服用している人は、特に注意が必要です。
④アレルギー反応
個人によっては、ムクナ豆に対するアレルギー反応が現れることがあります。
アレルギー症状(かゆみ、発疹、呼吸困難など)が現れた場合は、摂取を中止し医師に相談してください。
まとめ
このように、自給自足のタンパク源になるだけでなく、ムクナ豆には、さまざまな効果効能が期待できます。
育てるのも簡単!
保存性も高い!
食べて美味しい!
それでいて、こんなにも効果効能があるなんて、ますますムクナ豆の魅力にハマりそうです!(笑)
とは言え・・・
副作用や毒性が現れる可能性もありますので、その辺は氣を付けるようにして下さい。
推奨量の1日5粒程度を、サプリ代わりに摂るところから始めてみるのも良いかもしれませんね☆
ムクナ豆でお味噌を作ってみました☆