縄文のような丸い社会を創るために、まずは自分たちが豊かになる!

縄文

僕たちが今生きている世界は、三角のピラミッド社会です。

ピラミッド社会では、お金や時間、労働など、僕たちが持っているあらゆるリソースがピラミッドの上に吸い上げられます。

たとえるなら奴隷の世界です。

でも、三角のピラミッド社会から抜け出すことはできます。

三角のピラミッド社会から抜け出して、縄文のような丸い社会を自分たちの手で創ることができます。

そのためにはまず、僕たちが精神的にも経済的にも豊かになることが必要です。

僕たちが豊かになることで、その豊かさを周りに還元することができます。

僕たちが豊かにならなければ、豊かさを還元することはできません。

ではどうしたら、僕たちが豊かになることができるでしょうか?

今回は、どうしたら、心の豊かさと経済的な豊かさを手に入れられるか?

について、考えていきたいと思います。

心の豊かさの手に入れ方

まずは心の豊かさから見ていきたいと思います。

心の豊かさは、物体化しているものではありません。

そのため、目では見えません。

自分の心で感じるものです。

また、誰かと比べたり、人から判断されるものでもありません。

あくまでも自分で感じるものです。

自分の心が、満たされている。と感じれば、それは豊かさで満たされている状態です。

逆に、満たされていない。と感じれば、それは豊かさで満たされていない状態です。

心の豊かさを手にするための3つの心得

では、どうしたら、自分の心を豊かさで満たすことができるでしょうか?

自分自身で豊かだと感じることができるでしょうか?

答えは一つではありません。

いくつも存在します。

また、人によっても違います。

今の状況によっても違います。

でも、これから紹介する3つは、おそらく誰にでも当てはまるはずです。

いつでも、どんな時でも当てはまります。

感謝の氣持ちを持つ

まず、一つ目は感謝の氣持ちを持つことです。

感謝とは有り難いと思う氣持ちです。

感謝の氣持ちを感じていれば、その時点ですでに豊かさで心が満たされている状態です。

ある意味、感謝の氣持ちを感じていれば、これから説明する残りの二つは考える必要がないかもしれません。

感謝の氣持ちも心の豊かさと一緒で、目では見れません。

同じく心で感じるものです。

では、どうしたら感謝の氣持ちを感じることができるでしょうか?

誰もが、感謝することの大切さを知っています。

しかし、感謝はしようと思ってできるものではありません。

自然と、心から湧いてくものです。

以前、ある人から、

「お前は感謝が足りない。もっと感謝しなさい。」

と言われたことがあります。

その人から見たら、僕の感謝は足りなかったのかもしれません。

でも、言われたからといって、感謝は湧いてくるものではありません。

逆に、感謝するな。と言われても、自然と湧いてくるのも感謝です。

本来僕たちはすでに満たされた存在です。

それに氣付くことで、感謝の氣持ちは自然に湧いてきます。

常に湧いている状態になります。

感覚でいうと、生かされている。守られている。必要なものは全て与えられている。愛されている。

こんな感覚です。

僕たちは今を当たり前と思っています。

でも、この今は本当に当たり前でしょうか?

今目の前にあるものが、この瞬間なくなったらどうしますか?

大切な家族。友達。

美味しい食べ物。

ゆっくり休める家。

一旦、これらが全てが、自分の目の前からなくなったところを想像してみて下さい。

悲しいですよね?辛いですよね?苦しいですよね?

きっと、絶望と喪失感でいっぱいになるはずです。

その状態で、また、目の前に現れてくれたらどうでしょう?

もう、感謝の氣持ちしかありませんよね?

普段当たり前と思っているものは、当たり前ではありません。

全てが奇跡だし、全てが感謝です。

人と比べない

その上で最も大切なのが、人と比べないことです。

僕たちは本来、常に豊かさで満たされています。

しかし、他人と比べると、そこに欠乏感が生まれます。

一昔前、最も幸福度の高い国の一つに、ブータンがありました。

ブータンは物質的には決して豊かな国ではありません。

でも、多くの人の心は豊かさで満たされていました。

しかし、最近になってブータンの国の人たちの幸福度が下がってきていると言います。

それは豊かさそのものが減ったからではありません。

諸外国と比べるようになって、

「あれ?自分たちの国って貧しいんじゃない?外国にはもっと豊かな国が沢山あるみたいだよ!」

こうして、周りと比べることで、本来足りている豊かさに欠乏感が生まれ、幸福度が下がってしまったのです。

隣の芝生は青い

ということわざがありますが、僕たちはつい周りと比べたがります。

これが教育や社会のあり方にも問題があります。

常に僕たちは周りと競い合う、競争社会を生きてきました。

それによって、嫌でも周りと比べるようになります。

周りよりも秀でている時は優越感に浸れます。

しかし、少し順位が下がれば、途端に欠乏感や劣等感が生まれます。

こうして僕たちは、知らず知らずのうちに、周りと比べることで、本来満たされているはずの豊かさに、氣付けないようにさせられてしまっています。

では、こうした状況の中、どうしたら幸せや豊かさを感じることができるでしょうか?

足るを知る

そのためには、

足るを知る

ことです。

足るを知るとは、身分相応に満足することを知る。とありますが、要するに今の自分、今の状況に満足する。

すでに、今必要なものは全部ある。

こうしたことに氣付くことです。

【人と比べない】のところでの説明とも重なりますが、本来僕たちは既に十分に満たされています。

周りと比べたり、広告などに煽られるから、足りてないと思わされているだけです。

必要なものは既に存在しています。

僕たちは常に豊かさで満たされています。

僕たちはすでに豊かさで満たされている

心が豊かさで満たされている人と、そうでない人の違いは、そこに氣付いているか、氣付いていないかの違いだけです。

いきなりこの瞬間、それに氣付くのは難しいかもしれません。

でも、上であげた、

感謝の氣持ちを持つ

人と比べない

足るを知る

これら3つを意識することで、自然と心が豊かさで満たされていることに氣付けるようになります。

経済的な豊かさの手に入れ方

では、経済的な豊かさはどのようにしたら手に入るでしょうか?

これも心の豊かさの部分と重なりますが、まずは、足るを知ることです。

そして、人と比べないことです。

月10万円で豊かに暮らせる人もいれば、月1000万円あっても、豊かに暮らせない人もいます。

一般的に月収1000万円は裕福層です。

側から見たら、経済的に豊かな人に見えるかもしれません。

でも、毎月の生活に1200万円使っていたらどうでしょう?

きっと、経済的に豊かな状態とは言えないと思います。

月に10万円の収入は側から見たら、経済的には豊かと言えないかもしれません。

でも、8万円で生活ができていていれば、経済的に豊かな状態だと言えるかもしれません。

経済的な豊かさも心の豊かさ同様、相対的に図れるものではありません。

大切なのは自分が豊かだと思えること

僕は、お金の量に比例して豊かさは増えるものだと思っていました。

でも、平均以上の稼ぎと、平均以下の稼ぎの両方を経験したことで、そうではないことに氣付きました。

上で述べたように、収入と経済的な豊かさは比例しません。

大切なのは自分が豊かだと思えることです。

では、どうしたら、自分が豊かだと思える経済的な豊かさを手にすることができるでしょうか?

収入>支出にする

足るを知る心や、他人と比べないことは大切です。

しかし、いくらそれで心が豊かであっても、収入よりも支出が上回っていたら、それは経済的に豊かな状態とは言えません。

経済的な豊かさを手にするためには、大前提として、収入>支出の状態でなければなりません。

1円でも、収入が支出を上回っていて自分の心が豊かだと感じていれば、それは経済的に豊かな状態といえます。

やりたいことや好きなことで収入を得る

更に言うと、いくら収入が支出を上回っていても、嫌々している仕事から得た収入では、経済的には豊かになれても、心の豊かさは満たされません。

両方を満たすためには、やりたいことや好きなことをする必要があります。

そこから収入を得て、その上で収入>支出の状態になれば、両方の豊かさが満たせるかもしれません。

そのためには、まず、自分の好きや得意、やりたいことを知ることです。

その上で、それがどう収入に結びつくか?

これを考え、行動に移します。

この辺りは、それぞれのケースによって、やり方は無数に存在します。

まずは収入関係なくやってみる

今の状況などによっても違いますが、もし、自分の好きなことや、やりたいことから収入が得られていなければ、まずは収入関係なくやってみることです。

どう収入に繋がるか?を考えながらやっていくことで、だんだんと自分なりのやり方が見えてきます。

自分だけでできなければ、コーチやコンサルタントに付いてもらうのも一つの方法です。

僕も、新しく何かやる時は、コーチやコンサルタントに付いてもらっています。

最初のうちは結構、継続的に付いてもらっていましたが、慣れてくると、必要な部分だけピンポイントでお願いできるようにもなります。

ただ、いきなり何もない状態からコーチやコンサルタントを付けるよりも、まずは行動してみることが大切です。

行動することで、自分で考える力も身につきます。

そこをサポートしてくれるのがコーチやコンサルタントでもあります。

とにかくまずは、小さくてもやってみることです。

この辺りについては、僕の電子書籍の中でも、詳しく書いてあります。

良かったら、こちらも参考にしてみて頂けたら嬉しいです☆

豊かさは周りに還元される

シャンパンタワーの法則という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、まず、自分のコップがシャンパンで満たされなければ、他の人のコップを満たすことはできません。

これと同じでまず、自分の心や経済的な豊かさを満たさなければ、周りを満たすことはできません。

逆に、自分が満たされれば自然に周りにも、豊かさを還元することができます。

自分が満たされていないのに、周りを満たそうとすると、自己犠牲の精神が働いて苦しくなります。

でも、自分が満たされれば、周りもどんどん満たすことができます。

縄文のような丸い社会を創るためには、まずは自分を満たすことです。

まだ、自分が満たされていないなら、まずは自分を満たすことを意識してみて下さい。

僕も今、そこに意識を向けているところです^^

少しでもこの記事が、参考になれば幸いです☆