この記事に辿り着いたあなたは、もしかしたら、
子ども食堂を運営したい!
無料で通えるフリースクールを運営したい!
無料で食べられる、オーガニック食堂を運営したい!
縄文のような丸い社会(村)を創りたい!
自給自足塾を運営したい!
このような、夢や目標を持っているかもしれません。
あ・・・
これ、全部僕の夢や目標です!(笑)
この中に、あなたの夢や目標に当てはまるものがなくても、ご自身の夢や目標に当てはめて読んで下さいね!
とくに、社会貢献型のプロジェクトの立ち上げや運営を考えている場合は、参考になるかと思います。
こうした夢や目標を叶える上で、周りからの支援やサポートを頂くこともあるかもしれません。
この記事では、特に継続的な支援やサポートを頂く場合のメリットとデメリット、また、デメリットの解決策などについても、お話させて頂ければと思います。
プロジェクトの運営費をどうする?
上で挙げたようなプロジェクトの立ち上げや運営には当然、多くのお金が必要です。
手持ちの資金に余程の余裕があるなら別ですが、多くの場合、外部からの支援やサポートが必要です。
では、どうしたら外部からの支援やサポートを受けることができるでしょうか?
また、どうすればそれをうまく活用できるでしょうか?
融資を受けたり、補助金や助成金を活用する方法もあります。
ただ、こちらは少し専門的になってしまうのと、今回の記事の趣旨からは外れてしまうのでまた、別の機会などにあらためて記事にさせて頂きます。
今回は、支援やサポートに特化した内容でお伝えさせて頂きます。
支援やサポートを受ける方法
支援やサポートを受けるためには、その前にまずは、プロジェクトを周知させなければなりません。
周知しなければ、どれだけ素晴らしいプロジェクトだとしても、支援やサポートを受けることはできません。
では、どのように周知させれば良いでしょうか?
SNSやYouTubeなど、他社メディアを使って発信する方法もあります。
また、ブログやホームページなど、自社メディアを使って行う方法もあります。
SNSやYouTubeでの発信は、拡散性も高く、すぐに支援やサポートが集まる。といったメリットがあります。
しかしその反面、持続性が低く、長期的な支援やサポートを受けづらい。
といったデメリットもあります。
一方、ブログやホームページの場合は、即効性はありませんが、SEOなどがじわじわ効いてきて、持続性が高い。
といったメリットがあります。
それぞれ一長一短ありますが、持続性の高いブログに、持続性は低いけど、即効性の高いYouTube動画を合わせる方法もあります。
お勧めはクラウドファンディング
とは言え、やはり、自社メディアは育てるまでに時間がかかります。
そこでお勧めなのが、クラウドファンディングの活用です。
クラウドファンディングとは、インターネット上でプロジェクトや商品などの資金調達をする仕組みです。
通常、プロジェクトの主催者がプロジェクトに必要な資金を募集し、一般の人々から小口の寄付や出資を受けることができます。
クラウドファンディングの主な特徴は、次のようになります。
- インターネット上で簡単にアクセスできること
- 小口の出資ができること
- 資金調達のための手続きが簡便であること
- プロジェクト主催者が直接一般の人々から資金を調達できること
- プロジェクト主催者がプロジェクトの説明や報告を行うことで、支援者とのコミュニケーションが可能であること
クラウドファンディングは、起業家や創作者、非営利団体などが自分たちのアイデアやプロジェクトを実現するために利用されることが多く、支援者とプロジェクト主催者の間で相互利益の関係が形成されることがあります。
また、支援者は、プロジェクトが成功すると、報酬や商品、サービスなどを受け取ることができることがあります。
ただし、クラウドファンディングにはリスクがあります。
プロジェクトが失敗した場合、支援者は投資した資金を取り戻すことができない場合があります。
また、プロジェクト主催者によっては、資金調達後にプロジェクトを放棄することもあります。
支援者は、プロジェクト主催者やプロジェクト内容をよく調べた上で出資するようにすることが重要です。
ひと昔前は、個人がプロジェクト資金を集めるのは容易ではありませんでした。
しかし今は、インターネットの普及や、時代の流れ、人々の意識の変化などにより、誰でもまとまった資金が集めやすくなりました。
僕も過去に何度か、クラウドファンディングを行いました。
トータル100万円近くのプロジェクト資金を集めることに成功しています。
僕の場合、一回のプロジェクトで数十万円くらいですが、中には一回で、1000万円以上集まるようなプロジェクトも存在します。
日本でメジャーなクラウドファンディングサービス
以下は、日本で人気が高く、利用者が多いクラウドファンディングサービスの5つの例です。
Makuake(マクアケ): 日本最大級のクラウドファンディングサイトであり、商品開発やプロジェクト支援など、様々な分野で資金調達を行うことができます。主に物販系のプロジェクトが多いです。
CAMPFIRE(キャンプファイヤー): 日本発のクラウドファンディングサイトで、様々な分野で資金調達を行うことができます。CAMPFIREは、特に芸能人や著名人が出資するプロジェクトが多いのが特徴です。
Readyfor(レディフォー): 社会問題に対する資金調達を目的としたクラウドファンディングサイトであり、災害支援や環境保護、医療支援など、多様な分野に対応しています。
Green Funding(グリーンファンディング): 環境に関するプロジェクトを支援するクラウドファンディングサイトであり、エコロジー、再生可能エネルギー、エコロジーツーリズムなど、環境に関するプロジェクトを中心に資金調達を行うことができます。
FUNDI(ファンディ): 企業の資金調達に特化したクラウドファンディングサイトであり、事業拡大や新規事業の立ち上げなど、様々な目的で利用されます。特に小規模企業や起業家が利用することが多いです。
プロジェクトの立ち上げと運営部分で分けて考える
このようにクラウドファンディングを活用することで、個人でもある程度まとまった大きな資金を得ることができます。
勿論、このようなサイトがあるからといって、ただ立ち上げれば資金が集まるわけではありません。
クラウドファンディングは支援者がいて、初めて成立するものです。
そのため、支援者に応援したい!と思ってもらうことが何よりも大切です。
この辺りはまた、別の機会に詳しく記事にしますが、こうして便利なクラウドファンディングサービスですが、僕は、プロジェクトの立ち上げ時と運営時で分けて考えた方が良いと思っています。
プロジェクト立ち上げ時はクラウドファンディングを活用する
例えば、子供食堂を運営しようとしているとします。
基本、子ども食堂の運営は無償で行うことが多いです。
利用料をいただくとしても、1回数百円程度までなので、それだけで運営を回していくことはできません。
何かしらの方法で、資金を調達する必要があります。
この部分を、先ほど紹介したクラウドファンディングで集める方法もあります。
しかし、僕は運営部分の資金集めににクラウドファンディングを利用するのはあまりお勧めしません。
なぜなら、そこに依存してしまうことになるからです。
圧倒的な支持を得ている。
とか、一定数以上の支援者を常に獲得できる状態が作れるなら別ですが、そうでないなら、ここに頼り切ってしまうと、支援が止まった段階で、回らなくなってしまいます。
僕の村づくりでもそうでした。
運営資金の一部と土地を支援してもらっていましたが、方向性のズレなどで、途中で支援が止まりました。
1年以上かけて、ゼロから作り上げましたが、土地が使えなくなった段階で全部がストップです。
関わってくれた人にも残念な思いをさせてしまいました。
最初は考えや価値観が一致して、応援してくれても、どうしても人間同士です。
途中でズレてくることもあります。
そうなれば、支援してくれている側は、自分の思い通りにならないなら。
と、支援をストップします。
支援を受ける側は、支援を断るか、支援者側に寄るしかありません。
勿論、話し合いによって歩み寄れれば良いですが、そうでない場合もあります。
これは、僕だけでなく、同じような話は枚挙に遑がありません。
このような理由で、支援を受けるなら、立ち上げ部分に限定した方が良いです。
では、運営部分はどうすれば良いでしょう?
社会貢献しながら収益もあげる
それは、支援だけに頼るのではなく、そのプロジェクト自身から収益を生み出せる仕組みを作ることです。
子ども食堂から収益を上げるなんて無理。
って思うかもしれません。
確かに既存のやり方や考え方では、そうなるかもしれません。
でも、発想を変えたらどうでしょう?
居場所がない
とか、
経済的にゆとりがない
こうした家系だけにフォーカスするのではなく、もっと幅広くの人にフォーカスしたらどうでしょう?
例えば、食堂部分は誰でも無料で利用できるようにします。
これだけでは、当然赤字です。
でも、利用者の一部が別のサービスでお金を使ってくれたらどうでしょう?
子ども食堂の部分で赤字でも、他の部分で収益を産むことで、全体として回していくこともできるかもしれません。
群馬県にこんにゃくパークという施設があります。
群馬県に住んでいた時に、何度か訪れたことがありますが、ここでは、バイキングが無料で頂けます。
なぜ、バイキングを無料で提供できるのか?
それは、他の部分(おみやげなど)で利益を上げているからです。
ここと全く同じにはいきませんが、トータルで収益を生み出せる仕組みを作れば、運営の部分を支援に頼らなくても回していくことはできます。
この辺の考え方は、
こちらの電子書籍にまとめています。
こちらのブログでも、もう少し追記していく予定ですが、このように、支援だけに頼らなくても、運営していける方法はいくらでも考えられます。
まとめ
まとめると、何かプロジェクトなどを立ち上げる場合、立ち上げ部分には、クラウドファンディングなどを使って、支援を募り、運営部分は、ビジネスとして、収益を生み出せる仕組みにしていくことです。
勿論、これが正解ではありません。
他にもやり方はいくらでもあります。
立ち上げるプロジェクトなどによっても変わってきます。
発想次第で、いくらでもやり方はみつかります。
何か一つでも、参考にして頂けたら嬉しいです☆
そして・・・
今、僕はこんなプロジェクトでクラウドファンディングにチャレンジしています。
これも、考え方は一緒です☆